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システムエンジニアに「将来性」はあるのか?需要の高い分野やキャリアプランを交えて解説

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システムエンジニアの現状と需要

IT化を進めていく中でシステム開発や運用を行うのがシステムエンジニアです。
経済産業省が公表している情報によると、SEなどのIT人材が2020年時点で約31万人不足しており、現状かなり不足していることがわかります。

また2030年には最大79万人以上が不足するとも予測されているため、システムエンジニアは今後さらに需要が高まるでしょう。
さらに、経済産業省が日本企業293社を対象に実施したアンケートでは、システムエンジニアが該当する「技術系専門職」「研究開発」は、今後3~5年で71.4%市場が大きくなると言われています。
これらからも、システムエンジニアの需要の高さががわかります。
(参考:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(平成28年6月10日)」)
(参考:総務省「令和元年版 情報通信白書|AIの利用が経済や雇用に与える影響」)

システムエンジニアの将来性

IT人材であるシステムエンジニアには、社内SEとシステム事業を請け負うサービスや事業をするSlerがいます。
ここでは社内SEとSlerのシステムエンジニアに分けて将来性を紹介します。

社内SEの将来性
社内SEは、今後DX推進に伴い、システムの内製化が進むと予想されるため、将来性は高いと言われています。経済産業省が2018年9月に公表した「DXレポート」では、2025年までにDXが日本で推進されなかった場合は、日本企業の成長が遅くなり、競争力が低下するとされています。それに伴い、多くの企業でDXを推進する働きがされており、DXが推進されることでシステム開発の内製化が進むと考えられます。

社内SEの業務内容は、企業によっても異なりますが次に挙げる業務になります。
・自社のシステム開発
・運用管理
・保守・定期メンテナンス

社内SEの業務内容は、自社内に限定され大規模な開発作業に関わる機会がないため、開発エンジニアと比べると需要が低い傾向にありました。しかし、DXの推進によりシステム開発の内製化が進むと開発を外注する必要がなくなるため、社内SEの需要は高くなると考えられます。
(参考:経済産業省「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」)

Slerの今後の働き方
今後SIerが生き延びるためには、内製開発への協力やビジネスモデルの構築など柔軟に働き方を変化させる必要があります。
現在多くの日本企業では、システム開発をする際はSlerに開発依頼を行い、Slerが必要な人材を外部から集めて、システムを開発しクライアントに納品します。
システム開発は、開発時のみ必要になるため、クライアント側にシステムエンジニアやITに精通する人材がいない場合が多いです。

しかしSlerの働き方はDXの推進により大きく変わることが予測されます。2020年12月に経済産業省が公表した「DXレポート2(中間取りまとめ)」では、Slerが受託してきたシステム開発の一部がSaaSやパッケージのソフトウェアに代替されるようになり、社内エンジニアを強化して開発を進めていくようになると予測しています。

また、DXの推進が企業に溶け込んで行くには時間がかかるため内製化が直近で全て置き換わることはないでしょう。そのため、Slerはクライアントとの信頼関係を築き内製開発に協力する他、ビジネスモデルの構築やビジネスパートナーとして関係を深めて行くことがより重要になります。
システム開発の内製化が進めば、IT業界の課題にある多重下請け構造の解消にも繋がっていくことが期待されます。
(参考:経済産業省「DXレポート2(中間取りまとめ)」)

将来性の高いシステムエンジニアになるには

今後、将来性の高いシステムエンジニアはDX推進やAIの導入が進む中で、どのようなスキルを身に着ければ良いのでしょうか?システムエンジニアが高いスキルを身に着け、長期的に雇用されるために必要な事項を次の4つにまとめました。

情報セキュリティに関する知識を身に着ける
インターネット上の公開しているアプリケーションなどは、常に第三者によるハッキングや情報漏洩、コンピューターウイルスの危険性があります。

このような対策として、今まではファイアウォールのソフトウェアを導入することで解決してきました。しかし、近年はシステムを開発する段階で危険因子の排除を意識することが提唱されています。この仕組みを「セキュアプログラミング」と呼びます。
大手企業では、既にセキュアプログラミングの導入を始めており、新人研修や人材育成の際に、社員に対してセキュアプログラミング研修を行っています。

AI・IoT・DXなど先端技術を扱うスキルを身に着ける
AI・IoT・DXを中心に各企業が開発に勤しんでいますが、どの分野でもシステムエンジニアが必要になってきます。
既に、制御系システムの開発を行ったことがある人はIoT開発にも携わり始めています。また、Web系や業務系エンジニアは、今後はAIスキルも連携の際に必要になってくる可能性があります。
AI・IoT・DXに対応した人材になるためにクラウドやアナリティクス、ソーシャルなどのスキルも磨いていく必要があります。

ビッグデータを活用できる
総務省が2015年に公表した情報によると、顧客データがビッグデータの中で最も多く活用されました。その次に、経理データ、電子メールとなっています。今後は、5Gの運用が増えるためビックデータの収集や分析が加速すると期待されています。

そのため、RFIDやGPSなどのビックデータの活用に寄与するシステム開発のできるエンジニアの需要が高くなっていくでしょう。
(参考:総務省:「ビックデータの流通量の推計およびビックデータの活用実態に関する調査研究報告書」)

需要の高いプログラミング言語やツールを習得する
2020年12月にレバテックフリーランスが公表した情報によると、需要の高いプログラミン言語は、Java、PHP、C#・C#.NETになっています。Javaは、基幹システムや組み込み系、スマートフォンアプリなど汎用性が高い言語です。

また、「Stack Overflow Developer Survey 2020」の情報によると需要の高いツールは、「GitHub」「Slack」「Jira」が挙げられます。既に、システムエンジニアとして活躍されている方であれば、これらのツールを業務で利用する機会は多くあるでしょう。需要の高い言語やツールは需要も高いため、習得する事で市場価値を上げることが出来ます。
(参考:【2020年12月発表】ITエンジニア動向総まとめ-データで見るレバテック-)
(参考:Stack Overflow Developer Survey 2020)

システムエンジニアのキャリアプラン

システムエンジニアのキャリアプランとして下記キャリアが挙げられます。
・スペシャリスト
・ITコンサルタント
・セールスエンジニア
・社内SE
・Webエンジニア
・フリーランス

ITスペシャリスト
ITスペシャリストとはITの専門家としてプロジェクトの技術面を管理する職種です。
ITスペシャリストとして評価されるにはITSS(ITスキル標準)が定めた専門分野において、レベル3以上のスキルを習得している必要があります。
(参考:ITスキル標準V3 2011)

ITコンサルタント
ITコンサルタントとはクライアント企業に対してIT業務のアドバイスやシステム導入の行う職種です。
ITに関する知識だけでなくコンサルタントとしての論理的思考力や分析力が求められます。

セールスエンジニア
セールスエンジニアとはクライアントに対して製品の導入提案や販売を行う職種です。
エンジニアとしての技術的な強みを活かし、製品の良さを詳細に伝え、安心して購入していただけるようサポートします

社内SE
社内SEとは、社内システムやインフラの構築、保守運用など社内システムが常に安定稼働するように整える仕事をします。社内noIT全般を管理するためITに関する知識はもちろんの事、社内の様々な部署と連携して作業を行う事が多いためコミュニケーション能力なども求められます。

Webエンジニア
Webエンジニアとは、WebサイトやECサイトで使われるシステムの開発や運用を行うエンジニアです。
Webエンジニアは、Webディレクターやデザイナー等と連携しながら複数のプロジェクトを行うため、マルチタスクに仕事を進める能力が求められます。

フリーランス
システムエンジニアのスキルを活かし、フリーランスとして働くのもキャリアプランの1つです。
給料は高くなる傾向だが、営業や経理等すべて行う必要があるため、自己管理能力が求められます。

このようにシステムエンジニアは多くの選択肢があり、キャリアプランの形成にも幅が広がります。

システムエンジニアの将来性は何を目指すかによって変わってくる

システムエンジニアが、今後IT業界で生き残っていくためには、プロジェクトに必要な人材と自分が目指す将来性を加味してスキルを伸ばすことが重要になります。AIやDXの推進に伴い、システムエンジニアの働き方も今後大きく変化していくでしょう。

この変化に柔軟に対応するためには、将来のキャリアプランを作成することが重要になってきます。

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