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フリーランスエンジニアとして働くには?フリーになるタイミングや独立手順を解説

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フリーランスエンジニアの実態

ここではフリーランスエンジニアの実態について年収、年齢、案件獲得ルートの3つを説明していきます。

年収
フリーランスエンジニアの平均年収は、「フリーランス白書2019」によるとIT・エンジニア系のフリーランス全体のうち63.2%が年収400万円以上、41%が年収600万円以上でした。一方で会社員エンジニア(正社員)の平均年収は、「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、エンジニア・プログラマ職の平均年収は592.2万円となっています。
(参考:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(経済産業省)

エンジニアの職種別(アプリケーションエンジニア、インフラエンジニアなど)によって違いが出る点には注意が必要ですが、平均値を見る限りフリーランスエンジニアの方が会社員エンジニアよりも年収が高くなる傾向にあると言えます。

年齢構成
「フリーランス白書2019」によると、20代が9.9%、30代が40.3%、40代が33.0%、50代が14.3%、60歳以上が2.5%という結果となっています。20代の比率が少ないのは、フリーランスエンジニアとして活動するための経験・スキル・人脈が少ないのが理由であると考えられます。
この事から、20代や30代前半のうちに基礎的なスキルや経験を積み、フリーランスエンジニアになるのが一般的であると言えます。
(参考:フリーランス白書2019

案件獲得ルート
「フリーランス白書2019」によると、直近1年間の案件獲得ルートの上位3点は「人脈(知人の紹介含む)(80.4%)」、「過去・現在の取引先(59.4%)」、「自分自身の広告宣伝活動(Web・SNS・新聞・雑誌など)(30.7%)」になります。会社員エンジニアとして培った経験やスキルをベースとしつつ、営業活動に注力した結果が案件獲得に結び付いていると言えます。
(参考:フリーランス白書2019

フリーランスエンジニアとして独立するタイミング・条件

ここではフリーランスエンジニアとして独立するための目安となる条件や、フリーランスになるために適したタイミングについて説明していきます。

経験年数の観点
エンジニアとしての経験年数に関しては、企業が出すエンジニア求人に記載されている経験年数を満たしているかどうかが1つの目安になります。多くの企業のエンジニア求人では「実務経験3年以上」という記載があることから、フリーランスエンジニアとして案件を獲得するためには、最低でも3年以上の経験年数が必要であると言えます。
またエンジニアの経験年数は独立後の案件獲得の難易度に直結します。特定のスキルに関する経験年数はもちろん、エンジニアとしてどの程度活動してきたかはクライアントの大きな判断材料となるため、経験年数が長いほど企業からの信頼度が高くなると言えるでしょう。

以上からフリーランスエンジニアには実際の案件では3年以上の経験が求められることが多いです。しかしクライアント企業で採用している技術・案件に必要なスキルをキャッチアップする能力が十分にあるかという観点を踏まえると、フリーランスエンジニアとして独立するためには5年以上の経験があることが望ましいです。

スキルの観点
エンジニアとしての経験年数以外にも、特定のスキルに関する観点は重要です。フリーランスエンジニアは企業に教育されることがないため、問題無く実務を対応できるレベルに達している必要があります。自分の技術レベルで案件に対応できるかどうかを判断するためには、過去に携わってきた案件が1つの目安になります。

例えばある案件でアプリケーションエンジニアとして参加していたた場合、大きく下記4点が重要になります。
・どの工程に携わっていたか
・どの役割(開発チームでのポジション)だったか
・どの言語を扱っていたか
・どの技術トピックを扱っていたか
どの要素も多く経験している方が望ましいが、数は多くなくても深い経験・スキルがあることで他のエンジニアとの差別化が可能となります。特定の技術トピックでは開発チームをリードしていた等の実態であれば、フリーランスエンジニアとしても十分活動していける可能性があります。

総括すると、過去の案件で深いスキルを身につけた経験や、特定の技術トピックでリードしていた経験等があり、自分に自信があれば独立するのに十分な条件を満たしていると言えます。

フリーランスエンジニアとして独立「前」に押さえるポイント

フリーランスエンジニアになることで増える作業・タスクも数多くあるため、独立前にこれらの概要を把握しておくことが重要です。ここでは、フリーランスエンジニアとして独立する事を見据え、プライベート・業務の両面で独立前にやっておくべきことを説明していきます。

プライベート面でやっておくこと
プライベート面する事としては「銀行やクレジットカード会社の与信に関わること」になります。具体的にはクレジットカードの作成やローン、不動産契約といった活動です。
フリーランスエンジニアとして独立すると、会社員エンジニアよりも社会的な信用が無くなるため、銀行からローンを借りる、新しくクレジットカードを作る難易度が非常に高くなります。ローンを借りる予定がある、クレジットカードを作る予定がある、引っ越しの予定がある場合は独立前に済ませておきましょう。

業務面で実施してやっておくこと
業務面で実施しておきたい事は「お金に関する事務処理対応」「対クライアント活動」の2点になります。

【お金に関する事務処理対応】
お金に関する事務処理対応としては「開業届の提出」「事業用口座の準備」があります。
開業届を出すことで、確定申告時に青色申告で最大65万円の所得控除を受けることができます。確定申告時の提出書類が増える等のデメリットもありますが、この点は会計ソフトを使用する等でカバーできるため、会計ソフトの準備と合わせて独立前に準備しておきましょう。

また、事業用口座を準備する事で、お金の流れを正しく把握・管理できるようになります。独立後には経費精算を行う必要が生じる一方、プライベート用の口座で一括して管理していると、どの出費が経費に当たるかの管理が難しくなります。

【対クライアント活動】
対クライアント活動としては、「名刺を準備する」「職務経歴書やポートフォリオを準備する」になります。クライアントとの打合せや交渉の際に名刺を渡す事で、自分の得意なスキルや経験に関する説明をしやすくなり、クライアントの信用を得やすくなるメリットがあります。

また、職務経歴書やポートフォリオの準備は、自分のスキルをアピールするために必要になります。クライアントに対して自分のスキルをアピールできるかどうかは、案件獲得の際に最も重要なポイントとなります。独立後は、案件対応で時間が取れなくなるため、独立前にポートフォリオ作成のための準備時間をしっかり設けて、自身のアピールポイントを強化する事をおすすめします。

フリーランスエンジニアとして独立「後」に押さえておくべきポイント

一方で、独立後に行う事としては年金や保険、税金などに関する事務処理があります。
ここでは年金などの各種手続きについて説明していきます。

年金
年金に関しては会社員時代の厚生年金から国民年金に切り替えることになります。退職後・独立後に居住している市区町村の役所にて、切替手続きを行う必要があります。
またフリーランスは会社員に比べ年金額が少なくなる事が多いため「付加年金」や「iDeCo」等も検討しても良いかもしれません。

保険
保険に関しては、フリーランスエンジニアの場合は基本的に国民健康保険に加入する形となります。
こちらについても今まで加入していた保険から切替手続きを行う必要があります。

税金
最後に税金ですが、独立後は確定申告を行うことは必須となります。確定申告をすることで、自分が納付すべき所得税の金額が決まります。
先にも述べましたが、開業届を提出しておく事で、確定申告の際に青色申告を行うことが可能です。所得控除の面でメリットが大きいため、青色申告を行う際には開業届と合わせて青色申告承認申告書を税務署に提出することも忘れずに実施する必要があります。

フリーエンジニアとして収入を増やすポイント

フリーランスエンジニアが収入を増やすためには、案件単価を増やすことと、案件が途切れないようにすることの2点を押さえる必要があります。
ここでは案件獲得・営業活動を行う上で押さえておくべきポイントについて説明していきます。

案件単価を増やす
案件単価を増やすには、他エンジニアとの差別化を図ることが不可欠です。他のエンジニアよりも優れていた・リードしていた技術トピックがあるか等、他のエンジニアよりも優れている点をアピール、ブランディングしていくことが重要です。

注意が必要な点として、取り扱う技術トピックが「市場規模があるか」「今後伸びそうなトピックか」については考慮が必要です。技術トピックがニッチ過ぎて案件がほとんどないという状態でなければ、案件を獲得する難易度はそこまで高くありません。また今後伸びそうな技術トピックであれば将来的に案件数が減少するリスクも低いと言えます。
自身の得意なスキルを量的・質的にも向上させる事は必要ですが、将来にかけて案件数が減らない技術トピックが何かを常に調査・分析して見極めることがフリーランスエンジニアには求められます。

効率的な案件獲得方法の確立
案件を獲得するためには事前準備や提案・受注活動も含めて、大きなコストがかかります。忘れてはならないのが「受注できなければその活動に割いたコストは全て無駄になる」という点です。そのため、案件を如何に効率的に獲得するかはフリーランスエンジニアの収入アップに直結します。
人脈や過去の取引先等の案件獲得ルートを駆使し、案件獲得方法を確立することが収入を増やす重要ポイントです。

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今回の記事では、フリーランスエンジニアについて解説しました。コンサルティング案件などを探している方、事例を知りたい方は、ぜひfoRProまでご相談ください。

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