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【Microsoft Azureとは?】目的別にオススメな機能を紹介

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Microsoft Azureとは

Microsoft AzureとはMicrosoft社が提供しているクラウドサービスになります。Microsoft AzureはIaaSやPaaSを中心として250以上のサービスを提供しています。クラウドサービスとして有名なところとしてはAmazon Web Service(AWS)やGoogle Cloud Platform(GCP)がありますが、Microsoft Azureは現在、AWSに次いで第2位のシェアを誇っています。また、現在Microsoft Azureは伸び率が大きく、今後もっとも有力なクラウドサービスになる可能性があります。

AWS,GCPとの違い

Microsoft Azure、AWS、GCPのそれぞれの特徴を紹介します。

Microsoft Azure

Microsoft AzureはWindows OSをベースとして構築しているクラウドサービスになります。したがって、他のWindows製品との関係性がよいのが特徴になります。例えば、Microsoft OfficeやOneDriveなどと容易に結合ができるため、システム導入のハードルが下がります。

AWS

AWSは提供しているサービス数が多いのが特徴になります。例えば、Web開発やゲーム開発、アプリケーション開発、ブロックチェーンなどに関する多彩なサービスを提供しています。これらのサービスの多さから他の2社に比べて汎用性が高いのが特徴です。また、導入実績が多く、必要な情報を調べやすいこと・日本語のサポートも提供していることが特徴になります。

GCP

GCPはGoogle製のサービスと親和性が高いこと・グローバルネットワークの性能が高いこと・AIやデータ分析の開発に強いことが特徴です。例えば、GmailやGoogleAnalyticsなどとの親和性が高いです。また、GoogleはAIやデータ分析に強い企業ですので、テキスト翻訳や音声をテキストに変換するAPI、画像分析のサービスなどを提供しています。一方で、シェアは10%台と上記の2社に比べて低いことから日本語のサポートが少なく、日本語の情報が少ないのはデメリットと言えます。

以上から、AzureはMicrosoft関連のサービスを多く利用したい場合、GCPはAIやデータ分析などの用途で使用したい場合、AWSはAzureやGCPの用途以外で手広く使用用途がある場合にそれぞれ使用を検討してみるとよいでしょう。

Microsoft Azureの仕組みと特徴

ここではMicrosoft Azureの仕組みと特徴を説明します。Microsoft Azureには3つの重要なコンポーネントがあり、それによって支えられています。また、Microsoft AzureではPaaSとIaaSの2つのサービスを中心に提供しています。

仕組み

Microsoft Azureには、3つのコンポーネントがあります。

リージョン

リージョンとはAzureにも存在する物理的なデータセンターになります。日本には2つのリージョンがあり、全世界に配置をすることで、常に稼働するようにしています。構築の際には複数のリージョンを選び、BCP対策とすることが多いです。

リソース

リソースはAzureで管理できるすべてを指します。例えば、Webアプリ、データベース、仮想ネットワークなどです。これらが、Microsoft Azureのサービスとなります。

Azure Resource Maneger

Azure Resource Manegerはリソースを管理するサービスです。他のサービスを作る際にはこのサービスを経由して作成されます。Microsoft Azureの根幹となるサービスです。

特徴

Azureの特徴として、次の4つの特徴があります。

Windows製品との親和性が高い

Microsoft AzureはWindows製品との親和性が高く、MicrosoftOfficeやOneDriveと容易に結合が可能です。また、オンプレのWindows Serverとも親和性が高いため、Windows Serverを用いているシステムのクラウド移行は導入コストが下がる傾向にあります。

高可用性

Microsoft Azureは全世界60箇所以上にデータセンターを保持しており、これらをネットワークでつないでいます。Azureではこれらのネットワーク内で、分散配置をしているため、高い可用性を実現することが可能です。

高いセキュリティ

Microsoft Azureでは高セキュリティを実現するために、様々な対策を講じています。例えば、インフラ設備やデータセンターに関して、3000名以上の体制でセキュリティ対策を実施していたり、大量データを分析することでセキュリティリスクを迅速に発見・対応をしたりしています。

PaaS、IaaSのサービスを提供

Azureは2つのサービス(IaaS、PaaS)を中心に提供しています。これら2つはどこまでMicrosoftが責任をもってサービスを提供するかが異なります。

・IaaS
IaaS(Infrastructure as a Service)はサーバーやネットワーク、CPUなどのインフラ基盤を提供するサービスです。インフラ基盤を管理するのがMicrosoftの役目となります。ユーザーはこの基盤の上にOSやミドルウェア、開発アプリケーションなどを導入・管理していきます。

・PaaS
PaaS(Platform as a Service)は開発環境を提供するサービスです。ミドルウェアやデータベース管理システム、プログラミング言語などをMicrosoftが提供します。

Microsoft Azureを活用するメリット

Microsoft Azureを導入するメリットはクラウド化により、オンプレの運用コストを下げられるなど、様々なメリットがありますが、ここでは以下の3つのメリットをご紹介します。

  • 事業継続計画(BCP)対策
  • オープンプラットフォーム
  • 日本円で支払い

事業継続計画(BCP)対策

Microsoft Azureは国内で2拠点、全世界では60拠点以上のデータセンターを保持しています。ユーザーはこれらのデータセンターの中からリージョンを選ぶことができ、複数のリージョンを選ぶことで片方の地域で災害が発生した場合にも継続して稼働させることが可能です。稼働率に関しても99.95%以上を保障しており、安心して利用することが可能です。

他にもバックアップを保持することができ、日本であれば、東日本/西日本の両方のリージョンでバックアップをすることが可能です。稼働率が高く、複数拠点にバックアップが可能ということでBCP対策に利用できます。

オープンプラットフォーム

Microsoft Azureはオープンプラットフォームのため、提供しているサービスの仕様などを公開しています。そのため、Windows製品だけでなく、他のアプリケーションやサービス等も導入することが可能です。例えば、Oracleの製品などに対応しています。また、開発言語や開発ツールに関してもPHP、Java、Python、Rubyなど一通りの開発言語/開発ツールに対応しています。

日本円で支払い

Azureを利用における請求に対する支払いには日本円を使用することができます。他にも米ドルやイギリスのポンド等でも支払うことが可能となっています。ただし、メインの通貨は米ドルのため、料金計算の際には毎日の為替変動の影響を受けるので注意が必要です。
(参考:Microsoft Azureとは

目的別オススメのMicrosoft Azure機能

Micorosoft Azureの機能は、IaaS、PaaS、Security&Management、Hybrid Operationsの4つの分野で250以上のサービスで展開しています。そのため、幅広いユーザーや用途に合わせて利用することができます。以下の目的別に合わせたMicrosoft Azureの機能を紹介します。

アプリケーションの作成

Microsoft Azureでは、短期間でのアプリケーション作成が可能です。また、APIなどの外部連携なども迅速に構築することができます。アプリケーションの作成に役立つ2つの機能を紹介します。

Azure App Service

Azure App Serviceとは、PaaSのプラットフォームで短期間でアプリケーションを作成できる機能です。APIの条件やWebアプリケーションに合わせて迅速に構築をおこない、デプロイやスケーリングも実施します。幅広いプログラミング言語やフレームワークでに対応しています。
(参考:Azure App Service プランの概要

Azure Functions

Azure Functionsは、コード(関数)をサーバレスで利用できるアプリケーション開発機能の1つです。様々なプログラミング言語に対応しており、バッチ処理も容易に作成することが可能です。
(参考:Azure Functions

リモートワーク・在宅勤務

近年、働き方改革により多くの人がリモートワークや在宅勤務をするようになりました。しかし、オフィスで仕事をするよりもセキュリティの観点や管理コストが課題にあげられています。これらを解決する機能として2つ紹介します。

Azure Virtual Desktop

Azure Virtual Desktop(AVD)は、Microsoft社が提供する仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)サービスの一つです。煩雑担っている管理コンポーネントのメンテナンス負担を削減することができます。ADVでは、複数人とリソースを共有することができるマルチセッション機能があり、既存のWindowsのライセンスを利用することでコストを削減することができます。
(参考:Azure Virtual Desktop

Windows 365

Windows 365のクラウドPCは、AzureからWindows環境を提供する世界初のSaaSプラットフォームになります。Azure上のWindows環境は、1ユーザーごとに準備することができ、ネットワーク環境があれば、リモートデスクトップでiOS、Android、Windowsなどからでも利用が可能です。
(参考:Windows 365 Enterprise –クラウドPC

インフラの拡張

インフラ領域の拡張や性能の向上は、日々機能が追加される近年では急務と言えます。Microsoft Azureでは、クラウドという特性から容易にインフラの拡張をすることができます。インフラを拡張する機能を2つ紹介します。

Azure File Sync

Azure Filesとは、Azure上で提供されているファイル共有サービスです。OSに依存することなくインターネット経由であれば、場所を問わず同時アクセスが可能です。Azure Filesは、Server Message Block(SMB)プロトコルを使用しているため、オンプレミスのファイルサーバーから移行する際アプリケーションの互換性があるのも特徴的です。
(参考:Azure Files

Azure Backup

Azure Backupは、PaaSで利用できるリストア・バックアップサービスになります。Azure Backupは、Azure VM内のデータやIaaS VM、オンプレミスのVM、ファイル、動画などのバックアップも可能になっています。また、サーバーに対してエージェントを導入する必要がないためエージェントレスのバックアップができます。
(参考:Azure Backup サービスとは

Microsoft Azureの利用料金

Microsoft Azureでは使用した分だけ支払う「従量課金制」となっています。特徴的なのはストレージ容量はあらかじめ容量を決めておき、決めた容量に対する料金を支払うという形式ではなく、保存しているデータの総量をもとに料金が決まること、ネットワークに関してはAzureから送信されるデータ量に対してのみ課金される点です。

どちらも無駄な料金が加算されることがないため、ユーザーにあった料金体系となっています。また、ネットワーク使用料は、AzureからAzureバックアップへの料金もかからないため、本来のAzureの利用目的の場合にのみ課金されると考えてよいでしょう。料金を見積るサイトもありますので、ぜひ活用してみてください。
(参考:Microsoft 料金計算ツール

まとめ

今回の記事では、Microsoft Azureについて解説しました。コンサルティング案件などを探している方、事例を知りたい方は、ぜひfoRProまでご相談ください。

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